ウェルネスプランかこがわ(第2次健康増進計画・第2次食育推進計画)
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66 2 健康増進計画の基本目標 健康増進計画の基本目標を次のとおり定めます。 この基本目標は、各世代を通じて、市民一人ひとりの価値観やその人らしさを重視した健康づくりを推進するとともに、健康づくりのための個人の取り組みを支える社会環境を整備することで、健康寿命*の延伸と健康格差*の縮小を実現しようという姿勢を表しています。 3 健康増進計画の基本的な方向 健康増進計画の基本目標を達成するために、3つの基本的な方向を定めます。 (1)生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底 糖尿病、高血圧症、脂質異常症、がんなどの生活習慣病*の発症を予防するため、食生活の改善や運動習慣の定着等による一次予防に重点を置いた取り組みを実践することが必要です。 このため、各世代を通じて健康に過ごせるよう、個人の「自分の健康は自分で守る」という健康意識の向上を図り、一人ひとりの主体的な健康づくりを支援するとともに、合併症の発症を予防するなど重症化予防対策を推進します。 (2)社会生活を営むために必要な機能の維持・向上 一人ひとりが自立した日常生活を営むことを目指し、乳幼児期*から高齢期*まで、それぞれの世代において、心身機能の維持・向上に取り組むことが必要です。 また、生活習慣病*を予防し、その発症時期を遅らせることができるよう、子どもの頃から健康的な生活習慣づくりに取り組むことが必要です。 このため、各世代を通じた健康づくりの支援体制の充実を図ります。 (3)健康を支え、守るための社会環境の整備 個人の健康は、家庭、学校、地域、職場等の社会環境の影響を受けることから、地域や社会の絆を強化することにより、社会全体として、個人の健康を支え、守るための環境づくりに努めていくことが必要です。 また、世代間の相互の支えあい、地域や職場の支援等が機能することにより、時間的または精神的にゆとりのある生活を確保できない人も含めて、社会全体が相互に支えあいながら、個人の健康を守る環境を整備することが必要です。 このため、各世代を通じて、健康づくりのための支援を、誰もが希望する時に受けることができる社会環境の整備に努めます。 4 健康応援キャッチフレーズ 『思い立ったらすぐ行動 明日の健康今日つくる』 (平成25年度(2013年度) 市民公募により決定) 各世代を通じた健康づくりによる健康寿命の延伸と健康格差の縮小

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